夏休みにぜひ読んでほしいおすすめ漫画を、独断と偏見のみで3作品紹介します。
うしおととら
まずは『うしおととら』です。数年前にアニメが放送されていたので知っている人も多いと思います。
中学生の『蒼月潮』がひょんなことから妖の『とら』と出会い、うしおの母親の秘密を知るために一緒に旅に出る。その旅の中でさまざまな人や妖と出会いながら『獣の槍』や『白面の者』、うしおととらの宿命について知っていき、大妖怪との最終決戦に至る…といった話です。
ストーリー展開自体はTHE少年漫画といった感じで王道です。人間と妖の垣根を超えた信頼や友情の物語です。はじめて全巻読み終えたときはボロボロ泣いた記憶があります。何回か読み返していますが、そのたびにウルっときます。
私がこの作品ではじめて買ったのは12巻でした。ネタバレになってしまいますが、獣になったうしおをみんなで助けるエピソードです。正直なぜこれを読んで買おうと思ったのか。主人公は獣になっていてただ暴れてるだけです。全く活躍しておりません。12巻の発売日的にも私は10歳くらいだったと思います。謎です。
TV版もよいのですが、尺の都合でカットされたエピソードやキャラクターがあります。カットされた中にも良エピソードや良キャラクターがあるので、ぜひ漫画版も読んでください!
例えば、徳野さん、ナマハゲ、香上片山&歩、山魚、凶羅、さとり、etc…。あげたらきりがありません。
私の一番好きなエピソードをあげるとすると…ヘビ&ガマのエピソードですかね。とらと真由子結婚すればいいのに!
ちなみに私は今現在漫画本を持っていません。昔は全巻揃えたのですが、引っ越しの際に処分してしまいました。(うしとらだけ処分したわけではなく、ほぼ全ての漫画本を処分しました。念のために)
記事を書いていたら読みたくなったので電子書籍を大人買いをしようと思います。
それと、最後に。外伝も面白いのであわせて読んでみてください。
からくりサーカス
続いても藤田和日郎先生の作品です。いや、別に贔屓しているわけではないです。面白いんです。
こちらも最近アニメで放映されていたので知っている人は多いかと思います。
三人の主人公『才賀勝』『加藤鳴海』『才賀しろがね』の物語、過去そして現代の出来事が複雑に絡み合い、最後には一つの物語として綴られていくといった感じです。
ストーリーは『うしおととら』よりは大人向けといった感じです。少年の成長とともに、愛憎についても描かれています。もうドロドロです。
ストーリーも面白いのですが、かっこいい生きざまのキャラクターが多いです。ギィにファティマ、ルシール、阿紫花、パンちゃん(パンタローネ)、ほぼ全てのキャラクターが魅力的です。特に物語初期から登場している阿紫花の最期はぐっとくるものがあります。さらっとネタバレ。
こちらも漫画本は処分しましたが、電子書籍で大人買いしています。さて、今から全巻読破します。
ワールドトリガー
最後は藤田先生の作品ではありません。
ある日突然異世界へのゲートが開くようになった世界で、ゲートから攻めてくる怪物(ネイバー)と、怪物から世界を守る防衛機関(ボーダー)の戦いと、それらに関わる4人の主人公(『空閑遊真』『三雲修』『雨取千佳』『迅悠一』)の物語です。
無料立ち読みして1~2巻を読んだところ面白くて、読み進めるうちにすごくハマりました。ハマった点は次の3つです。
登場人物に悪者がいない。悪っぽい人はいますが、結局いいやつです。キツネもタヌキも、エネラッドもなんだかんだ憎めないです。読んでいて気分が悪くなりません。
読み込むほどに新たな発見がある。データブックが発売されるほど、設定が作り込まれています。最初は気づかず読み飛ばしてしまうような内容も、読み込むほどに「なるほどなー」といった感じになります。
小南先輩が可愛い。トリオン体の髪型が好みです。
ついでに言うと、イコさんもキャラが好きです。
どうでしょう、面白さが伝わりましたか?もし伝わってないようでしたら、ぜひコミックを購入して読んでみてください!(おい)
近いうちにアニメの新シーズンも放送されるようなので期待大です。
さいごに
実際は他にもおすすめしたい漫画はたくさんあります。『アウターゾーン』に『スティール・ボール・ラン』、『ベルセルク(黄金時代篇)』などなど。
三作品に絞るとしたらなんだろうと考えたときに、思いついたのが上記三作品でした。実際何度も読み返すほどハマった漫画です。みなさんの好みに合うと嬉しいです。
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