アップルストアで初代iPhoneSEのバッテリー交換をしてきたので、その手順を記録しておきます。これから交換を考えている人の手助けになれば。
はじめに
およそ2年半使用してきた初代iPhoneSEが半日も持たずに電池切れになる状況だったので、バッテリーを交換してきました。ゲームをやりすぎなんですかね。
バッテリー交換の手続き方法と、気をつけるべきことをまとめました。
バッテリー交換の予約を取る
まず、アップルのサポートサイトから修理予約を取ります。( https://getsupport.apple.com/ )
上記サイトへアクセスし、[ iPhone ]→[ バッテリーと充電 ]→[ バッテリー交換 ]→[ 持ち込み修理 ]の順に選んでいくとサインインを求められるので AppleIDでサインインします。
シリアル番号、IMEI、MEIDのいずれかの入力を求められるので入力します。
現在地や住所、郵便番号など必要事項を入力して、最寄りの Apple 正規サービスプロバイダまたは、Genius Bar を検索します。Apple 正規サービスプロバイダ とはビックカメラや、カメラのキタムラなど、 Genius Bar とはアップルストアとなります。
私は今回「Apple丸の内」を選択しました。
店舗を選択すると日時の選択画面が表示されるので予約を取りたい日時を選択します。ここで注意点が2つあります。
一つ目は、時間をクリックした時点で予約が決定されるということです。確認されないので、適当にクリックしてしまうと私のように予約を取り直す羽目になります。
二つ目は、予約した時間ぴったりに対応されないかもしれないということです。混雑している場合、時間ぴったりに行っても少し待たされることがあります。私は土曜の昼間に行ったのですが、予約時間から20分くらい待ちました。時間に余裕をもって行くことをお勧めします。
予約が完了するとicloudメール宛に「Genius Barのご予約について。」というメールが届くはずです。これで予約完了です。もしかすると、アップルストア以外を選択した場合は、メールは届かないかもしれません。
バッテリー交換に向けて準備をする
バッテリー交換前日までにしておくと良いことは次の3点です。
- ケースなどのアクセサリを外しておく
- バックアップを取っておく
- iPhoneを探す機能を無効にしておく
それぞれ説明します。
ケースなどのアクセサリを外しておく
iPhoneの本体を開けることになるのでアクセサリは外しておいたほうがよいです。
私が外したのは「ケース(バンパー)」「イヤホンジャックカバー」です。外さなかったのは「保護フィルム(ガラスフィルム)」「ホームボタンシール」です。「保護フィルム」や「ホームボタンシール」については、ケースを開ける際に破損するかもしれないという説明があります。私はそのままにしましたが無事でした。
バックアップを取っておく
もしかするとバッテリー交換の際にデータが消失してしまう可能性があるので、バックアップを取得しておくことをおすすめします。店員さんにバックアップを取ったか何度も確認されます。何度も確認されるとやはり心配になるのでとっておくことをお勧めします。バックアップの取得方法については環境によりますので割愛します。
iPhoneを探す機能を無効にしておく
バッテリー交換の前にiPhoneを探す機能を無効にしておく必要があります。私はアップルストアへ向かう途中で無効にしておいたので、着いてからは特に確認されませんでした。手順はアップルの公式サイトを参考にしてください。
バッテリー交換する
当日は忘れずに修理に行きます。アップルストア丸の内の場合、店内に入って右手側に階段があるので2階へあがってスタッフへ修理に来たことを伝えます。その後、テーブルで順番が来るのを待ちます。私は時間ぴったりに行ったので、早めに行った場合どうなるかはわかりません。
担当者が来るとiPhoneの状態確認をしてバッテリーに問題があれば交換を提案されます。私はもともと交換してもらう予定できたのでそのまま手続きを進めました。バッテリー交換にあたって何点か。
- バッテリーの在庫があれば当日交換可能。私の場合、受け取り可能時間は1時間40分後くらいでした。それ以降であればいつでも受け取り可能です。
- 料金は2019/10/19時点で5,940円(5,400円+税)でした。
- 身分証明書が必要です。受け取りの際に提示する必要があります。(免許証、マイナンバーカードなど)
- 腕時計はあったほうがよいです。iPhoneを預けてしまうと時間がわからなくなるので、あったほうがよいです。
- 暇つぶしグッズがあったほうがよいです。iPhoneを預けてしまうとゲームもSNSもできません。他に予定がない場合は暇つぶしグッズがないとやることがなくて大変です。
私は腕時計も暇つぶしグッズも忘れて時間を持て余しました。
受け取り時間になったらアップルストア丸の内の2階で修理の受け取りに来たことを伝えます。身分証明書を確認してもらって、iPhoneを受け取って、修理代金を支払って完了です。代金の支払いは「現金」「クレジットカード」「アップルペイ」が使用できます。
バッテリー交換その後
バッテリー交換の際はバッテリーに対して90日間の保証がつくそうです。何か問題があればお気軽に相談してくださいとのことです。
また、忘れずにiPhoneを探す機能を有効にします。
まとめ:アップルストアのバッテリー交換は良い
知人などの噂で、アップルストアでバッテリー交換するとデータは必ず消えると聞いたことがあるので、バッテリー交換を敬遠していたのですが実際やってみるとまったくそんなことはありませんでした。料金も手ごろだと思うので、私としては正規サービスプロバイダやアップルストアでの交換をお勧めしたいです。
これで一日に何度も充電する必要がなくなりました。片手で操作できるサイズのiPhoneSE(第1世代)が復活したことは喜ばしい限りです。iOSがアップデートされ続ける限りは使っていきたいと思います。