はじめてのNAS(Synology DiskStation DS120j/JP)【検討篇】

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去年の夏ごろからYoutubeを始めまして、録画した編集前動画がPCを圧迫し始めたのでNASを建てようと思い立ちました。NASを建てるための試行錯誤の結果を残します。

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NAS(なす)とは

NASとはNetwork Attached Storageの略で、ネットワークからアクセスできるストレージのことです。ネットワークからアクセスできるので、外付けHDDのように使いたいパソコンに直接つなぐ必要もなく、とても便利です。

NASの構成を考える

私がNASを選ぶうえで一番気にした点は『データのロストを極力避けたい』という事です。せっかく撮りためてきた動画がHDDのクラッシュで全ロスト…という状況は避けたいです。

それならば、クラウドストレージがいいじゃん!と思いますが、やはり数TBのデータを保存するとなると費用がネック…。そこでNASの出番です。

さて、データのロストを極力避けるにはどうすればよいでしょう?

それはバックアップを取ることです。バックアップがあればデータが万が一消えても復旧することができます。

NASにはRAIDという構成を取れるものがあり、RAID1では同じデータを2つのHDDに記録することができます。これならば1つのHDDが壊れても、もう一つのHDDにデータが残るしバッチリじゃん!…と、思っていた時期が私にもありました。

NASについていろいろ調べていくとどうやらRAID1はバックアップのためにあるものではなさそう。片方のHDDが壊れても引き続きデータの読み書きをできるようにするための仕組みだそうです。壊れたHDDの交換中にもう片方のHDDもお亡くなりになることも無きにしも非ず。RAID1をバックアップとして利用するよりは、外付けHDDなどにバックアップを取った方が良いみたいです。

素直な私はそれを信じ、次のような構成をとることにしました。

NAS(1ドライブ) + 外付けHDD(バックアップ用)

NASを選ぶ

さて、構成が決まったらNASを選んでいきます。

NASと言ってもピンからキリまであります。今回は全体の予算3万円程度なので、いわゆるエントリーモデルと言われる初心者向けの低価格帯のNASから選択したいと思います。4TBのHDDを1ドライブ積む予定で、候補に挙がったのはコチラ。

※価格は2021/03/11時点のものです。

  • バッファロー LinkStation LS710D0401 (約2万2,000円)
  • IODATA RECBOX LS HVL-LS4 (約2万7,000円)
  • Synology DiskStation DS120j/JP (約1万3,000円)

Synologyが特別安いですが、これはNASキットと呼ばれるもので、HDDを別途自分で購入してセッティングする必要があります。バッファローとIODATAのNASは最初からHDDが搭載されています。HDD込みで考えると全て似たような金額になります。

HDDが搭載されている場合は、すぐに使えるのでとても便利です。ただし、その場合はHDDがどこのメーカーのものかわからないという心配もあります。昔とあるメーカーのHDDを購入して、立て続けにクラッシュした苦い記憶があるので、できればHDDは自分で選びたいところです。

そうなるとNASキットの『Synology DiskStation DS120j/JP』をに絞られます。Synologyの名前はNASを調べていた時におすすめとしてチラホラ見かけたので、これで構築してみることにします。

NASキットだと別途HDD代がかかってしまいますが、安心を買うと思えば安いものです。最終的な構成は次の通りです。

NAS(1ドライブ、HDD4TB) + 外付けHDD(バックアップ用)

今回は全てアマゾンで揃えてみました。

購入時
価格
Synology
DiskStation DS120j/JP
NASキット
1ドライブ
13,182
WESTERNDIGITAL
WD40EZRZ-EC
内蔵HDD
4TB
7,890
WESTERNDIGITAL
WDBBKG0040HBK-JESN
バックアップ用外付けHDD
4TB
9,480
30,552

予算が3万円だったのでちょうどでしたね。

次回以降はNASの設置やセットアップについて紹介していきたいと思います。

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